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テセウスの船原作ネタバレあらすじ!最終回結末や真犯人は?ハッピーエンドで終わる?

ドラマ【テセウスの船】の原作漫画【テセウスの船】は、すでに完結しています!

早速、本屋さんに行って全巻読破してきたので、あらすじをババっとまとめていっちゃいますね!

  • ドラマのあらすじをじっくり楽しみたい!
  • あらすじを事前に知りたくない!
  • 真犯人もわからないほうがいい!
  • 最終回の結末がハッピーエンドかどうか知りたくない!

という方はこちらのページは読まない方がいいかもしれません。

原作漫画【テセウスの船】の情報

作品名 テセウスの船
作者 東元俊哉
掲載誌 講談社『モーニング』
掲載期間 2017年30号〜2019年30号
2017年6月22日〜2019年6月27日
コミックス 全9巻

事件が起きたのは、1989年6月24日の北海道・音臼村の小学校。当時の児童を含む計21人が毒殺されるという事件が起きる。その時に逮捕されたのは、当時村の警察官であった佐野文吾。

その事件から28年後、佐野文吾の息子である田村心は、死刑判決を受けておりながらもなお未だに一貫して、無罪を主張し続ける父親が冤罪なのではないか?という可能性を感じて、独自で調査をし始める。

当時の事件現場である音臼村の小学校跡地を訪れた田村心は、突然発生した濃霧に包まれたかと思うと、事件のあった1989年へとタイムスリップしていた。

そこで事件前の父、佐野文吾と自分が生まれる前の家族と出会う。父親が本当に犯人なのか?事件の背景には一体何があったのか?

※原作では舞台が北海道となっていますが、ドラマでは北海道では無くなっています。

原作漫画【テセウスの船】の登場人物

  • 田村心
  • 佐野和子(田村心の母親)
  • 田村由紀(田村心の妻)
  • 佐野文吾(田村心の父親)
  • 佐野鈴(田村心の姉)
  • 佐野慎吾(田村心の兄)

原作漫画【テセウスの船】のネタバレあらすじ 現代

田村心は今にも子供が生まれそうな妻由紀と、平和に暮らしていた。

しかし、彼は日々自分の素性がバレないかと怯えながら暮らしていたのだった。

ネットで『音臼小無差別殺人事件 加害者家族』と調べては、炎上したり話題になっていないかを確認する日々を過ごしていた。

 

田村心の家族は、事件がバレるたびに引っ越しを繰り返して来た。母親の和子はいつも寝る間も惜しんで働き、家族を守っていたのだった。

田村心は、教員免許をとって教師になるのが夢だった。しかし、父親の事件のせいで諦めざるを得なかった。

妻の由紀は、それでも父親の事件と心は関係ないと言って、家族の反対を押し切って一緒になってくれていた。

 

1989年6月 音臼小無差別殺人事件

実は最近になって、田村由紀は事件のことを調べていた。

当時の新聞や記事をスクラップしてみると、事件以前にも不可解な事件がいくつか起きていたことに気づいたのだった。

  • 1989年1月 村の5歳の女の子が除草剤を誤飲して死亡
  • 1989年3月 その女の子の姉が失踪 行方不明
  • 1989年4月 村人の変死事件

その当時、これらは全て事故として片付けられていたが、田村心の父親である佐野文吾警察官は、事件として捜査していました。

その矢先に、あの音臼小無差別殺人事件が発生していたのだった。

しかし、田村心は当時の事件に対して興味がなく、今目の前にある由紀とこれから生まれてくる子供との幸せな時間がかけがえのない大切な時間であった。

由紀の出産

田村心は倉庫で働いていた。

顔にはいつもマスクをしており、会社の同僚ともプライベートで親しくすることはなかった。

そんなある日、仕事中に雪から電話がかかって来た。ついに陣痛がきて、今夜にも生まれそうだという。

慌てて入院の準備をして、病院へと駆けつける心。

なんとか出産に立ち会うことはでき、子供は無事に生まれたが由紀は出産で命を落としてしまった。

心は泣き崩れた。

 

由紀の葬式

心と由紀の結婚は親族には明かされておらず、由紀の両親のみが参列していた。

その両親も結婚には反対していたため、母である和子からはお葬式でも涙を見せない様にと心に念を押していた。

 

祭壇を前に泣き崩れる由紀の両親からは、心に対して心ない言葉がぶつけられる。

「お前のせいだ。お前のせいで雪は死んだ。」

「そんな環境に孫は置いておけない。」

音臼小学校無差別殺人事件

1989年6月24日(平成元年)北海道の音臼村で事件は起きた。

音臼小学校のお泊まり会で、出されたオレンジジュースに青酸カリが混入されており教師5名・児童16名の合わせて21名が毒殺された。

事件後に逮捕されたのが、現職の警察官であった当時32歳の佐野文吾容疑者。自宅から青酸カリが押収され、それが犯行を証明する決め手となった。

逮捕された佐野文吾容疑者は、事件後一貫して容疑を否認しており未だに死刑は執行されていない。

最高裁で死刑判決が確定した後も、再審請求を繰り返しているが事件について佐野文吾は何も語らない。

この犯人として逮捕された警察官・佐野文吾が田村心の父親である。父親が逮捕された後、家族は世間から犯罪者の家族として叩かれ続けた。

いつまで世間の目を気にして生きて行かなくてはいけないのだろう?

一生消えることはないのだろうか?

そう考えると、この生まれた子の父親は自分じゃない方がいいのだろうか?

義理の父の家で育った方が、この子にとっては幸せなんじゃないか?

どうしたらいい?

そんなことを考えながら、笑っている赤ちゃんを見ている心の目には涙が。

やっぱり、この子の親は自分しかいない。

事件の真実

心はふと、由紀が事件のことを調べていたことを思い出し、スクラップしていたノートを手に取る。

ノートには、事件に関する新聞記事や音臼村で起きていた不可解な事故の記事が貼り付けられていた。

そして、事件前後の不可解な事故について、日付ごとに詳細がまとめられていた。

1989年 音臼村

7日土曜日

佐野鈴11歳が自宅の屋根を除雪していた所、転落。雪に全身が埋まり、意識を失う。佐野文吾(32)は勤務中で、母親の和子(31)と長男の慎吾(6)は留守だった。

新聞配達員の長谷川翼が鈴を見つけ病院へ運んだ。命に別状はなかったものの、凍傷により顔にあざが残った。

三島医院の次女・千夏(5)が自宅の倉庫でパラコートを誤って飲み、死亡。

10日火曜日

千夏の死因がパラコート中毒だと判明。

12日木曜日

木村さつき(30)の父親、木村敏行が車を運転中に事故に遭う。

5日日曜日

村の住人、田中義男(90)が自宅で死亡。
田中は心臓に持病があり、一人暮らし。
死因は心臓発作であった。
発見したのは、近所に住む少年。

12日日曜日

村の佐々木家の犬が死んでいるのを、妻の佐々木紀子が発見。犬の死因は不明。

 

佐野文吾

冤罪の可能性アリ?

佐野が冤罪・・・?

母・和子に改めて佐野のことを聞いてみるが、多くを語らない。

事件後にどれだけの大変な思いをしたのか、何故そんな思いをしなくちゃいけなくなったのか、そう考えるたびに憎かった。

でも、いまだに無実を訴えている。

佐野に会ってくる。

もし、本当に冤罪なら、この子も取られなくて済む。俺みたいな思いをせずに済む。

 

原作漫画【テセウスの船】のネタバレあらすじ 事件の前にタイムスリップ

音臼小学校跡地

佐野文吾に会って事件のことを聞いてみたい。そう思った田村心は早速、北海道の弁護士と会う約束をする。

 

弁護士に会う前に、事件現場へ行ってみたい。そう直感で思った心は、雨が降る中レンタカーで音臼村があった場所へと足を伸ばす。

当時は1200人が住んでいた村も、今ではもうすぐダムに沈んでしまう廃村となっている。ふと目に止まったのが音臼小学校の慰霊碑だった。

音臼小学校の跡地に訪れた田村心は、急に周りに濃霧が現れ始めたことに気づく。霧に包まれ、何も見えずに転んでしまう。

気がつくと、目の前には音臼小学校の門がある。

タイムスリップ

音臼小学校の門?

ここはどこだ?

さっきは、周りに家なんかあったか?

「何してるの?」

子供に話しかけられて驚く心。

人なんて居ただろうか?

「あんたどこの人だ?ここのもんじゃねぇべさ」

老婆に話しかけられて、思わず顔を隠す心。さっきまであったはずのマスクが無くなっている。

逃げるように立ち去ろうとする心に、あまりの薄着に心配する老婆。

 

さっきまでいた場所とは違う。6月なのに吹雪?

レンタカーはどこに停めた?

携帯の電源も入らない。

弁護士の先生に連絡しないと。そう思い、電話ボックスを見つけて入ると、1989年の電話帳が置いてある。

弁護士の先生に電話しても、番号が使われていないとアナウンスが流れる。

 

それにしても寒い。

近くの家を訪ねてみる。

インターホンを鳴らしても誰も出ない。

「おかしいな?テレビの音は聞こえるんだけど。」

そう思って、表札に積もった雪を払ってみる。

佐野

佐野!?

ふと周りを見回すと、雪にシャベルが突き刺さったところに手袋らしきモノが見える。

女の子が雪に埋れている!

「おい、大丈夫か!」

三島医院

病院のテレビでは、新しい元号の発表がされている

新しい元号は、平成

周りのカレンダーを見ると、1989年と書かれている。

「一体、どういうことだ?」

慌てて妻の由紀がまとめていたスクラップブックを見る。

1989年1月7日:音臼小学校の児童・佐野鈴ちゃんが屋根の雪下ろしの最中に落下。

「佐野鈴、さっき助けた女の子は姉ちゃん?」

 

そこに一人の男性が慌てて駆けつける。

「鈴っー!」

「佐野さん。こちらです」

佐野文吾。音臼小学校無差別殺人事件の犯人。

俺の父親?!

「なんだ?なんで1989年にいるんだ?」

 

「佐野さん。あの方が鈴ちゃんを見つけて運んでくれたんだよ」

「この度は、鈴を助けていただき・・・」

手を差し出す佐野を避けるかのように、田村心はその場を去ろうとする。

「お名前は?」

「名乗るほどのものでは・・・」

「あなたは娘の命の恩人だ。」

これが佐野?写真とだいぶ雰囲気が違う・・・

 

とにかくここから出よう。

そう思い、吹雪の中に出ると女の子から声をかけられる。

「おじさん、なんでそんなに濡れてるの?」

この病院、三島医院。

ということは、この女の子は三島。由紀のノートを見てみる。

三島医院の次女・千夏(5)が自宅の倉庫でパラコートを誤って飲み、死亡。

10日火曜日

千夏の死因がパラコート中毒だと判明。

この子が、千夏ちゃん。

今日、自宅倉庫の除草剤を間違えて飲んでしまい死亡する子だ。

横に目をやると、倉庫らしきモノがある。

「お名前は?」

「千夏。今日ね、お姉ちゃんのじゆうけんきゅうのお手伝いするんだよ」

やっぱりこの子だ。

倉庫の中に足を踏み入れ、周りを見渡すと除草剤のパラコートがある。

これだ。これがここになければ、この子は死なずに済むんじゃないか?

こっそりとパラコートを胸ポケットに入れると、それを見ていた千夏ちゃんから

「人んちのものは持っていっちゃいけないんだよ」

そう言われて、駆け出すと。

「ドロボー」と言われてしまう。

その声に反応して、新聞配達員の長谷川翼が逃げる心の姿を目撃していた。

誰もいない山中へ逃げて、パラコートを全て流し捨てる。

これで、あの子は死なずに済むはずだ。

 

それにしても、どうやって帰ればいいんだ?

街の方へ目を向けると、千夏ちゃんが誰かと歩いてる。

千夏ちゃん?

目を凝らしてみると、一緒にいたのは佐野文吾だった。

変わった過去

昔から、姉の鈴は口癖のように言っていた。

私は小さい頃大きなホクロがあったの、虐められて10歳の時に手術して取ってもらったらその次の年に雪に埋れて顔中が消えないアザだらけになっちゃった。

運命は変わらない。私たちは呪われた運命なのよ。

 

 

「あんた、そんな薄着で何してんの?」

道迷っていた心に子連れの女性が声を掛けてくる。

外にいちゃ危ないから、付いておいで。

 

その女性は佐野鈴の迎えにきた佐野和子、つまり田村心の母親だった。

お袋、元気そうだな。

「おじさん、助けてくれてありがとうございました。」

心の発見が早かったため、鈴は怪我なく無事だった。

顔のアザもできず、軽い霜焼けで済んだ。

「過去が、変わった!?」

過去が変わるなら、あの事件も防ぐことができるのか。

 

「三島さん、大変だ。」

「千夏ちゃんが!」

三島医院の倉庫前で、意識不明で千夏ちゃんが発見された。

 

「佐野さん、何があったんだ?」

そう尋ねる心をよそ目に、署へ報告の電話をする佐野。

「夕方頃、現場の倉庫で盗難事件があった。それを追いかけて千夏ちゃんが出て行ったから、連れて帰ったんだ。」

「盗難があったという千夏ちゃんの証言を元に、周りを見て回ったあと15分後に戻ったら千夏ちゃんは倒れて意識不明だった。」

 

「すまんね、紹介が遅れたな。うちの家族だ。」

「田村さん、今日泊まるとこないならウチに来な。」

 

佐野家

佐野家の団欒に混じる心。

お腹の中にいる赤ちゃんは、俺!?

そこに電話が掛かってきた。

「はい。そうですか・・・」

 

「三島さんとこの千夏ちゃん。亡くなったそうよ。」

救えなかった。

過去はやはり変えられなかった。

パラコートを捨てたのに、なぜ?

最後に千夏ちゃんと一緒にいたのは佐野だった。

ただの誤飲事故じゃなかったのか?

 

朝方、佐野家の前で考え事をしていると、新聞屋の長谷川翼が訪ねてきた。

千夏ちゃんが亡くなったこと、そして泥棒と呼ばれていたのを見たという。

知らないととぼける心に、食ってかかる長谷川翼。

 

そこに、佐野文吾が帰ってきた。

佐野はその場を収めて、ひとまず長谷川翼を帰した。

 

「田村さん、ちょっと話しよう。」

身分証明書は?

どこから来たの?

連絡先は?

乗ってきたっていうレンタカーは?

何も答えられない心。

心「千夏ちゃんは、なぜ亡くなったんですか?」

佐野「調べてる。なんかの中毒の可能性もある」

 

和子「あんた!鈴の命の恩人に事情聴取みたいなことして、失礼だべさ。」

佐野「だども・・・」

 

お袋、今と全然違うな・・・

それにしても、佐野はとても人殺しをするようには見えない。

 

佐野は和子にあまり馴れ馴れしくするなと言うが、和子は親近感があるし初めて会った気がしないという。

 

心は慎吾と鈴の勉強を教えていた。

和子「いつ戻るの?」

心「妻は亡くなり、・・・行くところがないんです。」

鈴「じゃあ、しばらく泊まっていきなよ!」

 

その数日後、千夏ちゃんの死因はパラコートが原因だと判明する。

田村心が持ち去ったパラコート以外に、あの倉庫にパラコートがまだあったのか?

それとも・・・

 

あの日、最後に千夏ちゃんと一緒にいたのは佐野文吾。

やはり何か事件と関係はあるのか?

駐在所を調べると、段ボールに入ったパラコートの容器を見つけてしまう。

テープレコーダーの記録

「1月7日土曜日 吹雪」

「三島千夏5歳 体重約20kg」

「ラムネだと騙し、水で薄めたパラコートを飲ませるが、すぐに吐き出した」

「その後、痙攣が始まり嘔吐」

「この前、実験した猫よりも時間が掛かった」

 

仕事を探す

田村心は、佐野家のみんなには「この村出身の父親の行方を探して、この村に来た」と伝えます。

そのため、この村で手がかりを掴むまでこの村にいたいため、仕事をしようかと考えます。すると和子は、学校の先生で臨時の募集がないか役所で確認してみるといいと提案します。

 

 

テープレコーダーの記録

「1月10日 火曜日晴れ」

「検死結果は三日で出た」

「千夏の通夜でみんな泣いてた。子供一人がいなくなっただけなのに、そんなに悲しいだろうか?」

「千夏は死◯までに時間が掛かったから、もっと量を増やしたほうがいいかもしれない」

「次はもっと大きい人間で試してみる」

 

テープレコーダーの記録

「1月12日 木曜日 晴れ」

「5日になるが、案外バレない

 

「1月13日 千夏が亡くなった場所に行くとお供えがあった」

「手を合わせて千夏に言った。」

もう、戻ってこないでね。

 

「1月14日 土曜日 雪」

「次のモルモット決めた」

 

過去の事件を止める

ノートにあった事件で防げるものはないのか?

田村心は、無差別殺人事件の被害者である木村さつきの父親・木村敏行が雪崩に巻き込まれて命を落とす事故を見つける。

事件日になり、木村家へ木村敏行を訪ねる。

心「今日は出掛けない方がいいと思います。雪崩が起きます」

そう伝えるも、信じるはずもなく木村敏行は車で仕事へと出掛けて行ってしまいます。

心「待ってください!」

そんな心の言葉には耳を貸す間も無く、車は走り出す。

 

そこに、佐野文吾がパトロールでたまたま通りかかる。

佐野「どうしたんだい心さん?」

心「あの車、追いかけてください!」

 

ゴゴゴゴゴッ

 

佐野「ん?」

 

心「雪崩です。サイレン鳴らせますか?」

 

ーー過去の回想ーー

和子「もしもし、田村です。佐野から荷物が送られてきました。」

「2度とこんなことするなって、佐野に伝えてください。」

「引っ越したばかりなのに、佐野の家族だってバレたらどうしてくれるの!迷惑なんです。」

 

鈴「心はね、本当は正義(せいぎ)って名前になるはずだったんだよ」

「心が生まれる前に、家族みんなで考えてお父さんが決めたの。」

「でも、事件があって、犯人の息子の名前に正義はないでしょ。だから私が心ってつけたの」

「お父さんはまだ心のことを正義だって思ってる。バカみたい。」

俺は、幼少から

なぜ自分は生まれてきたのか?

生まれきててはいけなかったんじゃないかと思っていた。

ーーーーーーーーー

 

佐野「木村さん!大丈夫か!?」

 

木村「いやぁ、危機一髪だった。兄ちゃん来なかったら、巻き込まれていたかもしれんな。こりゃ、予知能力か?」

 

佐野は、心の身元を調べるために荷物を調べて、免許証を見つけていた。

そこに書かれていた発行日は、平成27年。

正義

鈴「ではでは、これから赤ちゃんの名前を考える会をやります」

心「赤ちゃん・・・」

鈴「心がいいよ。私の命の恩人の心さんの名前。」

和子「素敵!」

 

佐野「そういうもんは真似してつけるもんじゃねぇさ。正義(せいぎ)だ!!」

 

心「なぜ、正義なんですか?」

佐野「そりゃ、警察官の誇りだよ!」

心「佐野さんにとって、正義とはなんですか?」

 

佐野「世の中に、生まれながらの本当の悪人っていないと思うんですよ。」

「自分は、大勢の悪人をやっつけることはできなくても、一人の人間を助けたい。どこかの悪人を救いたいんです。」

「自分のは、そういう正義です。子供にも、そうなって欲しい。」

 

俺は、正義のために生まれた。

正義のために。

金丸刑事

コートを着た男性二人組が、心に声をかけてくる。

「田村心さんですか?」

北海道警の金丸と言う男が、心を訪ねてやってきた。千夏ちゃんの件で事情を聞きたいと言う。

心が、これは取り調べかと訪ねると、圧をかけるように金丸はそうだと答えます。

佐野「金丸さん、お疲れ様です」

金丸は、田村さんの荷物を持ってくるように頼む。すると、佐野は雪崩に巻き込まれた時に一緒に雪に埋れてしまったと話す。

金丸が、佐野に拾ったパラコートは?と訪ねると、佐野はパラコートに似た容器で別物だったと語った。

 

拾った・・・?

金丸は、また伺いますねとその場を立ち去った。

 

本当は、心を引き渡すつもりだったと佐野は打ち明けます。

このパラコートの容器、5号線の林の中で発見したことや三島医院からの足跡が残っていたことも明かし、心になぜ取ったのかを問いただす。

千夏ちゃんを助けるため?

心は鈴の命を救い、木村さんの雪崩からも命を救った。そのため、千夏ちゃんも助けようと思ったんじゃないかと佐野は考えていた。

はい。と答える。

 

佐野は、人を傷つけるような人間だとはとても思えない。

 

佐野と心は二人っきりで、真冬の山中に湧く温泉へと出かける。

雪の降る中、男二人っきりで温泉に浸かりながら本音を話し始める。

免許証を見たことから、説明を求めると心は正直に自分の素性を明かすことにした。信じてはもらえないだろうが、と前置きをした上で未来から来たと言うことを告白する。

告白

佐野は大笑いして、ノストラダムスの大嘘つきだったと笑い飛ばす。興味津々で、心のいる時代のことを聞き始める。

そして、佐野文吾が大好きなドラマ『北の国から』はどうなった?と聞き、心も大好きで全部見たと話が盛り上がるのだった。

そして、2017年の自分はどうしているかなと想像を巡らす佐野。

心は、どうしていたいですか?と訪ねると、家族とやかましくしていたいなと笑う。

この村はどうかと訪ねる佐野に、この後もいくつか事件が起きることを話すが、あの小学校の事件のことや佐野が捕まることについては語らなかった。

すると、佐野が事前に教えてくれ!今日みたいに止められるだろ?二人でと言い出す。

それは何のためかと尋ねると、もちろん正義のためだと答える佐野になんだか嬉しくなる心だった。

その日の夜、寝床で心は涙を流していた。

これまで知りもしなかった、知ろうともしなかった父親。

それが、自分が考える理想の父親であった世界一家族と向き合える男だったから。

 

テープレーコーダーの記録

「1月12日 木曜日 晴れ」

「今日刑事が来た。千夏のことを聞いて回っている。適当にごまかして答えたら帰った。」

案外バレない

 

臨時教員

佐野家に木村さつきが訪ねてきた。

鈴と慎吾も通う、音臼小学校の教師をしている木村さつき。父親が雪崩から救われたと言うお礼と、音臼小学校の臨時教員のことで心に話に来たのだった。

心は教育学部出身で、教員免許も持っていることから役所で手続きをすれば、すぐにでも採用されると教えてくれた。

 

原作漫画【テセウスの船】のネタバレあらすじ 再び現代へ

気がつくと、携帯の電波が圏外ではなくなっており、会う約束をしていた弁護士さんから電話がかかってきました。

約束の時間を過ぎてしまっていると言うが、どうなっているのか?

現代に戻ってきたと思っていたが、携帯を見ると知らない番号からの着信履歴が並んでいる。

一体どう言うことだ?

原作漫画【テセウスの船】のネタバレあらすじ 2回目の過去へ

木村みきおと揉み合いになり、ナイフで脇腹を刺された田村心は濃霧に紛れてなんとか逃げ出す。

しかし、脇腹からは流血があり意識が朦朧としてきた。

原作漫画【テセウスの船】のネタバレあらすじ 結末と真犯人

そもそもの事件の犯人は加藤みきおだった。

さらに、田村心が現代に戻った時に自分を殺そうとした木村みきおも、濃霧に巻かれて一緒に過去へとタイムスリップしてきていたのだった。

過去で少年時代の加藤みきおと、大人になった木村みきおが手を組んで犯行を実行しようとしていた。